看護師の職業病とも呼ばれるあるあるには、色々なものがあります。

日常生活の中でもついうっかり出てしまう職業病として挙げられるものとして、「食事中でも平然と排泄の話をしてしまう」というものがあります。一般的には食事中に排泄の話をするのはNGとされていますし、話を聞いている側としても不快感を抱いてしまう話題の一つです。ただ看護師の場合、仕事上患者の排泄に関する話をするのは日常茶飯事で、食事中であっても排泄の話を平然としてしまう人が少なくありません。そのため、看護師がほかの職種の人と一緒に食事をする際、このような職業病を指摘されるケースがあります。

また「人の血管が気になってついつい見てしまう」という行為も、看護師の日常生活でよく見かけるあるあるの一つです。看護師は採血や点滴など人の血管に関連する業務をこなしているため、血管が浮いている人や初対面の人の腕をついつい凝視してしまう癖を持っている人がいます。
このような人たちの多くは「この血管であればこの太さの針を刺して」と考えたり、「この血管は注射がしやすそう」または「もう少し血管がしっかりしてくれないと難しい」など様々なことを考えてしまいがちです。その結果、ついつい他人の腕や血管の方に意識が向きやすいという職業病を抱えている人が多いとされています。

ほかにも別れの挨拶でつい「お大事に」と言ってしまったり、医療系のドラマを見て情報分析してしまったりというのも、よくある看護師あるあるです。

このように、日常生活の中でもついやってしまう看護師あるあるは時に人を不快にしてしまうこともあるので、配慮も必要になります。